今年の節分は2月2日です。小さいころからずっと節分は2月3日だと思っていたので、今年は2月2日だと知り え?っと思ったのはきっと私だけではないはずです。
節分は立春の前日とされており、立春の変動によって節分の日も変わるなんて、知らなかったです。2021年に124年ぶりに2月2日になったそうで、今年は4年ぶりに2月2日。
節分は、四季の始まりを表す四つの節気(立春・立夏・立秋・立冬)の前に設けられた「雑節(ざっせつ)」で、季節の変わり目には邪気が入るという考えのもと、厄除けとして豆まきや恵方巻などの行事を行うそうです。今でこそ恵方巻は全国的に知名度も高くなっていると思いますが、大学時代を過ごした仙台では当時恵方巻を食べるという習慣はありませんでした。節分の豆も殻付きピーナッツで、ところ変われば違いも大きいなあと思ったのを鮮明に覚えています。
この節分が終わると、そろそろやってくるのがスギ花粉。毎年この時期の鼻水、鼻づまり、目のかゆみに悩んでおられる方も多いのではないでしょうか?
今年の花粉の飛散予測によりますと関西地方で花粉が飛び出すのは2月中旬ごろと言われています。スギ花粉の飛散のピークは3月上旬から中旬にかけて、今年の大阪のスギ花粉の飛散量は前年の2倍と言われており、今まで症状が軽かった方も症状が強く出る可能性があります。強い風が吹く日や、急に暖かくなる日には、花粉の飛散が極めて多くなります。
また1日の中では花粉は昼前後と夕方に多く飛散しますので、特に花粉症の症状がひどい人はその時間帯の外出には注意が必要です。
花粉症の治療は、花粉が飛び始める前から行うことでより効果を得やすいと言われていますので、今週から花粉症の対策を開始していただくことをお勧めします。今月更新しました病気から調べるはアレルギー性鼻炎・花粉症ですのでそちらもぜひご参考下さい(https://ebishima-kids.com/disease/allergic_rhinitis/)
花粉症の時期は、アトピー性皮膚炎も悪化しやすく、また気管支喘息の発作症状も出やすい時期です。アレルギー疾患はトータルに治療することが大切です。皮膚の治療、ぜん息の治療もトータルに行っていきましょう。