8月の絵本|えびしまこどもとアレルギーのクリニック|吹田市千里丘の小児科

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えびクリ通信

8月の絵本|えびしまこどもとアレルギーのクリニック|吹田市千里丘の小児科

連日、危険な暑さが続いています。

例年、吹田市立の小学校で行われている夏休みの学校プールは、暑さや水温の上昇を考慮し、今年度は中止している学校が多いと聞きました。

私も吹田市の小学校を卒業しているので、小学校時代、夏休みは毎日のように学校のプールに参加して、夏休み終わりには真っ黒になっていましが、確かにこの暑さでは水温も高くなるし、学校の行きかえりの熱中症も心配になりますね。残念ですが、中止もやむを得ないなあと思いました。

プールで泳いでいるとつい水分摂取を忘れがちですが、プールでも熱中症は起こりえますので、海やプールで泳ぐ際も適切な水分摂取をお願いします。

 

今日はクリニックの待合室においてある絵本と保護者向けの本のご紹介です。

クリニックでは毎月3冊の絵本を選んで待合室の本棚においています。

 

今月の3冊は、『ぐりとぐら』、『おしくらまんじゅう』、『どうぞのいす』です。

 

『ぐりとぐら』

「ぐり」「ぐら」を主人公にするシリーズの第1作目。二匹が大きな卵から、大きなカステラを作るというお話です。出来上がった大きなカステラ、おいしそうですね。私も小さい時から『ぐりとぐら』のシリーズは大好きでした。保護者の方も子どものころに読んでもらったことあるのではないでしょうか?

 

『どうぞのいす』

うさぎさんが作った椅子をめぐって次々に繰り広げられるとりかえっこ。「どうぞ」にこめられたやさしさが伝わってくる絵本です。私はこの『どうぞ』のやさしさが大好きです。

 

『おしくらまんじゅう』

いたずら紅白まんじゅうが、あんな子からこんな子まで、おしくらまんじゅう。おしくらまんじゅうをした後のこんにゃく、なっとう、ゆうれいのお顔がなんとも言えない・・・。

 

待ち時間にお子さんと読んでみてくださいね。

毎月本を交換していますので、受診時にどんな本が出ているか、本棚を少し覗いてみてください。

また皆さんのおすすめの本などありましたら是非教えてください。

 

 

続いて保護者の方に参考にしていただきたい本。

 

『ほむほむ先生の小児アレルギー教室』

 

ほむほむ先生がアレルギーの病気、検査や治療方法などをわかりやすく教えてくれる一冊。全国の小児アレルギーに悩む保護者の方に向けて書かれた本です。堀向先生はブログなどでも医療情報をつねに発信されており、私もいつも勉強させていただいています。保護者のアレルギーに対する疑問を解決しくれる一冊です。

 

『ステロイドの新常識 アトピーのある子のスキンケア』

アトピー性皮膚炎でステロイドを使うことに少し不安のある保護者の方に読んでいただきたい一冊です。ステロイド外用薬の使い方やスキンケアの楽しみ方がわかりやすく書かれています。著者の岡藤郁夫先生は、私が京都大学での研修医時代に大変お世話になって先生で、今でもいろいろ教えていただいている先生です。

 

『赤ちゃん育児なんでもQA

岡藤先生がおすすめされていて、私も購入し読んでみました。月刊『赤ちゃんと!』の人気連載に寄せられた育児のお悩み、気がかりに小児科医の坂本昌彦先生が丁寧にお答えになっておられます。診察していて保護者の方からよく聞かれる質問が詰まった本で、保護者の方の悩みを一気に解決してくれる一冊です。

 

最近ネットで様々な情報を手に入れることができますが、どれが正確な情報でどれが間違った情報なのか判断するのはとても難しいと思います。今回紹介させていただいた本はどれも根拠に基づいた正確な情報が記載されていますのでぜひ参考にしていただきたいと思います。

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